マラソン 悪魔の辞典 デブソンの章「に」【忍耐】
にんたい【忍耐】
（ 名 ） スル
苦しみ・つらさ・怒りなどを、たえしのぶこと。 「寛容と－」 「 －する限度」
にんたい【忍耐】
①フルマラソン＝忍耐、と言っても過言では無いほど「忍耐」を求められるスポーツ。
②しんどい、走るのを止めたい・・・、の気持ちを抑えるのに「忍耐」が必要である。
③坂道に至っては、登っている時はもちろん、坂道を見た時にも「忍耐」が必要である。
④忍耐を養うには、忍耐の必要な行為をするのが一番近道で、昔のマンガで主人公が成長するのに欠かせない、「山籠もり」「滝に打たれる」「猛獣と素手で殴りあう」行為は忍耐力を上げるのに一理あるのではないかと思う。
⑤が、実際試している人は全国で10人程度だろう。
⑥走っている時以上に忍耐を求められるのがスタート地点。
⑦秋口ならまだ良いが、フルマラソンは基本的に真冬に開催されることが多く、スタート地点の待ち時間は寒さとの戦いになる。
⑧「寒い」→「トイレに行きたくなる」→「トイレに並ぶ」→「並んでいる間寒い」→「トイレ終わってスタート地点に戻る」→「寒い」→「トイレに行きたくなる」の無限ループに陥る事もしばしば。
⑨東京マラソン、神戸マラソン、大阪マラソンなどの大きな大会になればなるほど、開会式も豪華になるが、自己満足としか思えない、開催地のお偉いさんのどうでもよい話が延々続く。
⑩ある年の東京マラソンでは、開催前に問題を起こしたお偉いさんがスピーチしてる時、強烈なヤジが一杯飛んでいて笑えた。
⑪そんなスピーチならまだ耐えられるが、通常は中身の無い話で、あんな話を聞かされるなら早い事スタートしてくれと思うが、それを待つのも忍耐だと思って耐えるしかない。
2018/11/02 マット
「早よ終われ」
「話長すぎるはボケ」
など言うために持参しているランナーの方が多い、メガホン。
小型だと聞こえにくく、大型は邪魔になるので、ポケットに入る中型がおススメ。
