マラソン 悪魔の辞典 デブソンの章「ぬ」【主】
ぬし【主】
（ 名 ）
① 一家の主人。あるじ。 「世帯－」
② 所有者。 「持ち－」 「地－」 「株－」
③ 動作、または動作の結果生じた事柄の主体。また、その当人。 「落とし－」 「拾い－」 「声の－」
④ 山・沼・森などに古くから住み、あたりを支配していると考えられている大きな動物。また、一つの職場・場所などに古くからいる人をたとえていう。 「森の－」 「沼の－の大なまず」 「学校の－」
⑤ 亭主。おっと。 「 －ある身に、此やうな無作法は覚悟なうてはならぬはず／浄瑠璃・卯月の紅葉 中」
⑥ ある土地や集団・社会などを支配し、つかさどる人。 「時頼朝臣の子、時宗といふぞ相模守、世の中はからふ－なりける／増鏡 草枕」
⑦ 自分の仕える人。主人。 「我（あ）が－のみ魂賜ひて春さらば奈良の都に召上（さ）げたまはね／万葉集 882」
⑧ （「…のぬし」の形で）人名などの下に付けて、敬称として用いる。 「仲麻呂の－／土左」
ぬし【主】
①ランニングコースになっている公園に行くと必ずおられる方。
②大抵はおじいちゃんで、真っ黒に日焼けしている。
③別に主だからと言って、人の走っている姿を仕切るわけでは無いが、ほとんどの人が取り巻きなのかラン友なのか分からないが3～4人ｍ同年代の真っ黒に日焼けしたおじいさんがいる。
④3～4人で走っている時は、横に並んでGメン75の様に走るのでウザい。
⑤主の特徴はしゃべりながら走っている事が多く、その話題は基本ランニングの事である。
⑥まれに女性の主もいるが、こちらもじじいに負けずおとらず真っ黒に日焼けして、ガリガリである。
⑦主を倒したらアイテムがもらえる事もあるが、ドラクエの様な剣や宝箱では無く、穴の開いた五本指ソックスや、股の擦り切れたCR-Xである。
⑧主は、町内会の子供たちのスポーツ大会にもしゃしゃり出ることが多く、白いキャップにジャージ姿で歩いているじじいは主の可能性が高い。
⑨主になったからと言って、お金がもらえるわけでも無く、名誉ももらえるわけでは無いので、なりたいとは思わないが、主を見かけたら走りながら軽い会釈をするのがマナー。
⑩主はランニングコースだけで無く、山、スポーツジム、草野球などにも生息するが、風貌は全員、痩せて日焼けしたじじいである。
2018/11/05 マット
大抵の主は走りながらバラの花束を落としていくので探しやすい。
