デブが走ることについて語るときにデブの語ること
~マラソン挑戦へのきっかけ~
身長170センチ体重89キロのデブが走ろうと思ったきっかけは、かれこれ10年ほど前になります。
今の年齢が49歳なので、走り始めたのは40歳の時です。
当時の私は一切運動しておらず、体重も95キロはありました。
移動は車、身体を動かすと言えば、買い物に行ってスーパーをうろうろするくらいでしょうか。
そんな時、自分のあまりのデブチンぶりに多少嫌気がさし、かと言って食べる量は減らしたくないしとの、思いからスポーツジムに通い始めました。
今思えばデブが考えそうな行動そのもので、ジムに通っていると言うだけで、ダイエットしている気分になるんですよね。
会費は払っているのでもったいないと思い、筋トレ、ランニングマシーン、エアロビクスなど、頑張りました。
が、やはり室内で運動していると飽きて来るんですよね。
おまけに、通い出しても中々体重も落ちず、「一生痩せれないだろうか・・・」と悩みながらのトレーニングです。
通って3ヶ月ほどした時に、「毎月お金を払ってジムに行っても絶対飽きるな」と思い、一度外を走ってみようと思いました。
60分の結構激しめのエアロビクスにも参加してたし、筋トレもしてたし、体重もようやく1キロ減っていたので、取り敢えず、近所の公園を走ってみました。
一周3キロで、楽勝だろうと思っていたら、わずか300メートルくらいでダウン。
走れず、そのまま歩きました。
「ジムで鍛えたはずやのに・・・」と思っていたら、翌日さらに悲劇が待っていました。
わずか300メール走って、残り2.7キロ歩いただけなのに、階段の上り下りがキツイほどの筋肉痛が待っていたのです。
「今までのジムのトレーニングは何やったんや・・・」と放心状態。
でも、この筋肉痛があったおかげで、何としても3キロ走ってやると思い、やがてフルマラソンにつながりました。
ジムで筋トレするのは全然悪いとは思いませんが、身体を動かすならやっぱり屋外ですよ!
次回は、デブが挑戦するマラソン「デブソン」の最初の一歩を語ります。
マット