花園近鉄ライナーズしか勝たん

花園近鉄ライナーズのことを主に書いています。

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23 第1節 NECグリーンロケッツ東葛vs花園近鉄ライナーズ 後半戦

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23 第1節
花園近鉄ライナーズvsNECグリーンロケッツ東葛
KO 14:30
柏の葉公園総合競技場 (千葉県柏市柏の葉4丁目1)

前半終えて、花園近鉄ライナーズ14点、NECグリーンロケッツ東葛19点。

5点の僅差で前半を終えていよいよ後半へ。

前半の内容はこちら↓

mattns.hatenablog.com

5点で僅差?と思われた方、ラグビーはトライを取ると5点。

トライを取ったチームはコンバージョンキックが蹴れて、白い二本の棒の間をボールが通れば2点。

そして相手チームが自分の陣営で反則して蹴るキックがペナルティーゴールでこれが決まれば3点。

なので、5点は点差が開いているとは言わないのです。

こうなると後半開始早々が非常に重要。

試合開始直後は色々バタつくもんです、そこを狙ってトライと思いきや、いきなり開始2分でグリーンロケッツのトライ。
24-15点差開いてるやん。

そこからズルズルいくかと思ったライナーズ踏ん張ります。

後半11分ウィル・ゲニアがトライ!!!

鳥肌もんですよ。

ジャクソン・ガーデン-バショップがコンバージョンを余裕しゃくしゃくで決めてくれます。

24-22、2点差まで来た!

そしてステイリン パトリックがトライ!!!

ジャクソン・ガーデン-バショップがコンバージョンをホイって感じで決めて、24-29で逆転に成功。

うぉおおおおおおおおおですよ。

残り時間25分。

この25分を耐えればよいのですから楽勝です。

ただラグビーは時間を稼ぐのが難しいスポーツ。

地道にコツコツ相手の攻撃を防いで耐えるしかないのです。

さあ攻めて・守れライナーズとパッセンジャー一丸となって願います。

パッセンジャーは花園近鉄ライナーズファンの愛称です。

近鉄=鉄道=乗客=ファンでパッセンジャーになったとか。

柏の葉はもちろん、テレビでJスポーツ見ている人も残り25分を見守ります。

そして、

後半20分 アッシュ ・ディクソンのトライ 
後半29分 カヴァイア タギヴェタウアのトライ

グリーンロケッツのトライが立て続けに2本決まります。

えっ、36-29逆転されてるやんか。

他のスポーツなら「何しとんじゃ」とか「ふざけんな」と怒声が出そうですが、ラグビーは紳士淑女のスポ―ツ、そんな声を荒げる人はほとんどいません。

残り約10分、これなら2トライは取れる時間は十分あります。

そして残り5分、今シーズン、三菱重工相模原ダイナボアーズから移籍してきた、竹田祐将が決めてくれます。

追いすがってきたのは日本代表経験もあるレメキ。

レメキの猛追をしのいでのトライ。

コンバージョンは外れたけど36-34の2点差で残り6分。

これは100%勝利フラグが立ったと全パッセンジャーが思ったことでしょう。

もちろん私も思いました。

しかし6分間攻め続けるもなかなか崩れないグリーンロケッツ

ペナルティーゴールでも逆転可能なのに、なかなか反則もしない。

残り3分、ここで多少疲れの見えてウィル・ゲニアに代わり、人羅奎太郎投入。

今から投入かいとは思ったものの、そこは紳士淑女のスポーツ采配に不平を言うのはもっての他です。

残り3分、とにかく攻め続けるライナーズ。

人羅の出したパスは70本。

ずっとノーミスでパスを繰り出すも、グリーンロケッツに粘られノーサイド

花園近鉄ライナーズ34点、NECグリーンロケッツ東葛36点で花園近鉄ライナーズの敗戦。

試合終了後、うなだれる選手たち。

ほんとあと一歩で勝利を逃してしまいました。

ただ負けてはしまいましたが、昨年Div2で闘ったライナーズがDiv1でもやれる。

ディフェンスに改善の余地はあるがワクワクするアタッキングラグビーは健在。

明るい未来が見える敗戦だったと思います。

なおチーム内の投票で決まる漢 of the match -マン・オブ・ザ・マッチ-は、パトリック・タファ選手でした。

以上

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23 第1節 NECグリーンロケッツ東葛vs花園近鉄ライナーズ でした。